2017/09/27

読んだ本:無駄にならない勉強法

印象に残ったのは、

「私は今までに100回以上の講演、セミナーを自社開催していますが、「最新最先端のハウハウが学べます」「上級ノウハウが学べます」と強調するほど初心者が殺到することを何度も確認しています。初心者ほど、背伸びをして上級ノウハウを知りたがる。基本を学ばずに自己流を目指したがる」

だから勉強が身につかないのだ、というところです。

僕は、100回もセミナー講師を務めていませんが、応用編というタイトルで翻訳システムに関するセミナーをやっても参加者の大半は、CATツールを持っているが使いこなせていない初心者の方です。使いこなせていないのなら応用編は理解できないと思うのですが、なぜか使いこなせていない方々が応用編に参加されます。恐らくこれでは話しの半分ぐらいも理解されていないと思います。そのくせ「セミナーがつまらない」「わけがわからなかった」というアンケート結果が出る場合がありますが、そもそも参加するセミナーを誤っています。

最近、本を買わなくなりました。Kindle版がない限りは購入しません。しかしKindle 版は便利です。信号待ちも苦にならなくなりました。相変わらず未読の本が増える一方ですが。

書名:無駄にならない勉強法
著者:樺沢 紫苑
発行年月日:2017/1/10
出版社:サンマーク出版

2017/09/26

割り切り力

経営者には、決断力とか洞察力とか色々能力が必要だと言われていますが、僕は、今までやってこれたのは「割り切り力」だと思っています。

これからもそうだと思います。

僕は後ろを振り向かない性格なので。

2017/09/25

弊社、上野(ドイツ語翻訳担当者)がミニ講演会に登壇いたします!

弊社の上野(ドイツ語担当)がJTFさん主催の今年のミニ講演会に登壇いたします。内容は、「ドイツ語特許翻訳に参入しませんか?」みたいなものになります。

こちらをご覧ください>http://www.jtf.jp/festival/festival_program.do

登壇する時間は現在調整中のようです。

皆さん是非お越しください!

こちらもご覧下さい:
日本語:https://depattrans.blogspot.jp/2017/09/blog-post_92.html
ドイツ語:https://depattrans.blogspot.jp/2017/09/prasentation-beim-27.html

2017/09/19

読んだ本:もっと遠くへ

印象的な言葉は、「私の記録はすべて不器用さと頑固さのおかげ」でした。

王選手とイチロー選手の共通点があっておもしろかったです。それは、打席に向かう前の一連のルーチン>打撃を突き詰めていくと失投を見逃さないこと。そのために初球から振れる準備>臨戦態勢を取る。

ルーチンって大切みたいですね。

王選手は、バットをわずかに遊ばせていたことで有名ですが(バットをあまらしていた)、それは、インパクトの瞬間、ヘッドの遠心力が最大限活かすためだったようです。バットを最大限長く持っているイチロー選手とは好対照です。

王選手が引退を考えたのは、牽制球のボールを後ろにそらしそうな不安を感じたから。その後、打撃にも現れたからだそうで。最初に守備で不安を感じるようになったということろが意外でした。一塁手として名手と言われた王選手らしいといえばらしいですね。

荒川博さんは言うには、「名人ってのはいくらでもいるんだよ。野球界だって、おすし屋さんだって、職人という名人がいくらでもいる。だけど、その道を極めた人はめたにいない。」だそうですが、王選手はその道を極めた人ですね。

「助監督時代は、学ぶことがなかった。責任を持って決断するという経験ができなければ何も学ばない。」とのことですが、なるほどーと思います。会社でも文句ばっかり言ってる人がいますが、その人がいつも不平不満や文句しか言わないのは自分の発言に責任を取る必要がないからですよね。

この本、面白かったです。

書名:もっと遠くへ
著者:王貞治氏
出版社:日本経済新聞出版社

2017/09/13

読んだ本:10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない! 」からイノベーションの予兆をつかむ (できるビジネス)

「人は、よくない話ほど気になるものかもしれません。「人工知能が仕事を奪う」「自動化で職を失う」など、人を不安にさせる予測は前向きな話題よりも目に入りやすいようです」というメッセージからこの本は始まります。

この本は、そういう後ろ向きの本ではなくて、非常に前向きな本です。10年後、世界はこんな風に変わるのかということはなんとなく分かったような気がしました。

僕は、機械翻訳に関することが書いてあるかなと期待しましたが、特に機械翻訳に関しては書かれていませんでした。機械翻訳が進歩しようとしまいと人々の生活にはあまり影響がないかもしれませんね。

とにかく「翻訳は後10年で消滅する!」みたいなことは一切書かれていませんので、翻訳関係の方々も安心してお読みいただけます(笑)。

本書で紹介されているサウスバイサウスイベント(SxSW)に参加してみたくなりました。

書名:10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない! 」からイノベーションの予兆をつかむ (できるビジネス)
著者:未来予報株式会社、曽我浩太郎氏他
出版社:インプレス

2017/09/10

ミスするな

プロはミスしてはいけない。

https://www.youtube.com/watch?v=5KdMjxa9DPA
18:45 頃

~王貞治~

翻訳者は経営陣に入ってはいけない!?

昨日、アニメを観てきました。僕が中学生ぐらいのときにはやったテレビアニメの劇場版です。色々考えさせられました。一緒に観た人は、オリジナルを全く知らないのでですがなかなか面白かったと言っていました。

その製作会社さんをWikipedia でちょっと調べてみると興味深いことが書いてありました。その製作会社さんは、経営難に陥った会社から独立したのですが、経営ポリシーとして「クリエータが経営陣に入ってはいけない」ことを確立しているそうです。そのため、制作に必要なスタッフは全て外注しているそうです。こうすることによって労働争議(昇給、人件費増加等)の問題を心配する必要がなくなったそうです。

経営方針を確立することが経営陣の仕事だと思います。

2017/09/09

業界は狭い

先日スタッフと話をしていたら、昔同じところで働いていたことがある人が現在他社さんで翻訳者をしているということを聞きました。

その翻訳会社さんのホームページのスタッフ紹介ページを見ると、あの人とあの人と一緒に働いていたことがあるとのことでした。

業界は狭いですね。

2017/09/08

読んだ本:12人で「銀行」をつくってみた―――「いつでも、どこでも」、便利な日本初のネット銀行はこうしてできた。

あれだけ保守的そうに見える銀行業界であれだけのイノベーションを起こしたジャパンネット銀行さんは本当にすごいと思う。

通帳の廃止したが、そもそも通帳というのは法律で定められているものではないそうだ。

この銀行がすごいのは、日本初のインターネット専用銀行というところだ。新規事業の立ち上げの際は、4の5の言う者がいるのは当然。それをバネに日本初と言ってもいいFin Tech を成功させた。

公益事業とコラボして知名度が一気に上がった。口座数も急激に増加した。顧客のニーズを満たしたことが成功の要員だ。

最初は、セキュリティー面で顧客が心配したらしい。今でも不安に思っている人がいる。しかしそもそもそういう人は、ネット銀行は使わない。

我々も新しいことを始めようとしています。その際、4の5の言う人がいますが、気にしないでおきます。自分達がやろうとすることが業界標準になる日を夢みています。

書名:12人で「銀行」をつくってみた
著者:岡田晴彦氏
出版社:ダイヤモンド社

2017/09/06

ドイツ語担当者が第27回JTF翻訳祭のて「ミニ講演会」を行います

弊社のドイツ語担当者(上野)が本年度の翻訳祭にて「ミニ講演」を行います。ミニ講演というのは10分間で翻訳に関するスピーチを行うという今年初めて導入されたコンセプトのようです。

内容は、ドイツ語に関することです。詳細は後に公表されると思いますのでそれまでお待ち下さい。

10分しか持ち時間がないので、詳しくは分かりませんが、50人ぐらいの方がひっきりなしにお話をなさるのでしょうか・・・。講演会というか、ピッチというかライトニングトークというか、そういう(どういう?)イメージだと思います。

10分間だけなのですが、担当者曰く「10分しかないので、パワーポイント8枚ぐらいにするつもりです」とのことです。

僕だったら10分なら2枚ぐらいしか用意できないのではないかと思います・・・。10分なら「つかみ」とかは不要ですよね。

[Nes] 新ブログ!「ドイツ語と特許翻訳」更新中

2017/09/05

ダーウィン曰く

「生き残る翻訳会社は、強い翻訳会社じゃなくて、時代に適応できる翻訳会社だ」と思います。

2017/09/04

大手翻訳会社の品質が悪いと言われる理由

お客さんとか同業者さんとお話していると大手翻訳会社の品質が悪いという評判を頻繁に聞きます。必ず聞きます。僕だけではないと思います。その理由を完璧に説明いたします。

大手翻訳会社さんは生産規模が非常に大きいという実力をお持ちです。1つのクライアントに対して月間100件とか200件とか(ワード数で言うと、100万ワードとか200万ワードとか)の翻訳を提供しています。

比率から言えば、100件中1件(つまり1%)の翻訳の質がたまたま悪いと、「悪い」ということだけが独り歩きし始めます。99%の翻訳は質は悪くありません。

これが「大手翻訳会社の品質が悪い」と言われる理由です。従って、月間100件程度翻訳を提供されている大手のクライアントが大手の翻訳会社に関して「質が悪い」と言った場合、大半の翻訳の品質は悪くありません。

大手ではなく中小の翻訳会社に関して「質が悪い」と言った場合、その中小の翻訳会社は全体的に質が悪いかもしれません。100件のうち1件が低品質であれば、低品質度は、1%ですが、20件のうち1件が低品質であれば、低品質度は、5%に跳ね上がってしまいます。

我々は、とてもではありませんが、1つのお客様に対して月間100件の翻訳を提供できる生産能力を有していません。しかし3年以内にそれができるような組織を構築しようと考えています。

中小規模の翻訳会社にとれば、20件程度なら高品質の翻訳を提供できていたが、100件ともなると目が届かなくなって低品質の翻訳が混ざってしまうことは、会社規模が大きくなる過程で避けられないことでしょう。しかし大手さんはこの過程を乗り切ったからこそ現在大手であります。

大手翻訳会社さんは「品質が悪い」と言われても切れることはありません。SNSにお客さんの悪口を書き込んだりしません。大人だからだと思います。これが大手さんの本当の実力です。

2017/09/02

精神論や根性論

我々の事務所では精神論や根性論を採用していません。その理由は、マニュアル化できないからです。マニュアル化できないと社長が不在にできないですよね!誰かが常に指導しなければならなくなります。本人がいつまでたっても独り立ちできません。

「この案件、死ぬ気でやれ!」と言われても「死ぬ気」をマニュアル化することは難しいと思います。

2017/09/01

今日は、9月1日。12期だ!

創業してから今日はお陰様で12期を迎えることができた。お客様、スタッフには感謝しかない。

今期、我々は、こんなことをやります。

  1. 生産性向上
  2. 新部門の発足
  3. 新サービスの導入

これが今期の3本柱です(江川、西本、定岡というか、桑田、斎藤、槇原みたいな感じです)。

9月4日(月)に社内プレゼンテーションで詳細をスタッフには発表します。

頑張りまっせ!